今回はZ34のエアロのフロントバンパーの修理のご依頼です。


フロントバンパーをぶつけてしまい左角が割れてしまっているのと、右下のキズが気になるとのことでご依頼いただきました。
修理自体は問題ないのですが、このバンパーどこか様子がおかしかったのです。
何がおかしかったのかは、この後順を追って説明していきたいと思います。



バンパーを外したら、大まかに損傷部を削っていきます。
素材はFRPなので割れやひびがはいっているところは落としていきます。


ここまで落としたらFRPを積層していきます。


この作業中に、問題が発生しました。
その問題というのは、積層していたところの周りの塗装が縮れてきたのです。
ここでは写真にとれませんでしたがこの後の作業でもっと出てきます。
仕方ないので縮れた塗装は素地まで落とし作業を進めていきます。



下地ができたらサフェーサーを入れていきます。

あらかた前の塗装を落とし試しに入れてみます。



出てきます、出てきます。
これは総剥離しかありません、強力な剥離剤は樹脂には悪そうなのですべて手作業で落としました。
どんな塗料で塗ってあったのか分かりませんが、予定の倍以上の作業がかかります。
だだ、ご依頼を受けた以上ごまかしで納品はしません。
5年10年と持つように、お客様のためにも、また他の誰かが直すかもしれないことも考え作業していきます。

なんやかんやで塗装まで終わりました。
ここまでやるとなぜか愛着がわいてきます。

傷つけないよう慎重に組付けていき完成です。



納車の際、お客様にどんなところで組付けたのか聞いてみました。
お客様は、整備工場に組付けの依頼をして、そこからどこの塗装工場に持ち込まれたのかは分からないとのことでした。
同業者として、こんな塗装をして出すところがあるのかと少し残念な気持ちになりました。
この投稿を読まれている方は、安心できる工場の選び方として、作業後の説明やアフターフォローがしっかりしているか確認してみてください。
弊社では写真も交えながら説明し、万が一修理後にトラブルが出てもしっかりフォローさせていただきますので、安心してご依頼ください。